今月は(も)「鉄オタ」話をひとつ…　5月25日は『食堂車の日』です。1899年（明治32年）のこの日に私鉄の山陽鉄道（現：山陽本線）で、京都駅～三田尻駅（現：防府駅）間の急行列車に日本で初めて食堂車が連結されて走りました。当時の食堂車メニューは洋食のみで、今で言うグリーン車の乗客専用でしたが、1906年（明治39年）4月1日には新橋駅～神戸駅間の三等急行列車に和食堂車が初登場し、誰でも食堂車を利用できるようになりました。私自身の食堂車の思い出は、東海道新幹線が開業してまもなくの頃、当時は食堂車の壁に設置されていた速度計で時速200キロになるのをワクワクしながら見ていたことです。東海道新幹線が営業運転を開始した昭和39年10月1日もやはりその速度計を眺めていた乗客が大勢いて、運転指令所からは安全のために時速160キロまでに抑えるよう指示されていたにも関わらず、運転士は滋賀県内であえて200キロを超えて運転してみせたという話を聞きました。それでも「お咎め無し」だったそうです。今では食堂車もビュッフェも廃止された東海道新幹線も還暦を迎え、最高時速は285キロに達しました。

5月は通常に診療いたします。

開院以来、実施しておりましたレーザー治療（シミ、シワ、脱毛治療）は、諸事情から終了させていただきました。

誠に申し訳ございません。

診療の基本は、患者さまのお話をよく聞くこと、そして、そこから診療情報を聞き出すこと。

当たり前のことなのですが、大きな病院では、それもなかなか難しいのが現状です。
開業医院ならではの地域医療に密着したキメ細やかな対応をし、専門分野に限らず医療全般の良きアドバイザーでありたいと考えています。

そうあるために、「もし自分が同じ病気なら…」あるいは「自分の家族なら…」と、患者さまの立場になって、良いこと、悪いことを考え、治療への負担を減らす努力を心がけています。
保険診療を基本に、少ない通院回数で治療効果を上げるように考え、手術やレーザー治療をする場合も、日程や内容で柔軟な対応をしています。
しかしながら、開業医院ではできないことが多々あるのも事実です。

当院ではできないこと、わからないことは謙虚に受け止め、大きな病院などの信頼できる医療機関に紹介させて頂いています。

開業医院は、言わば「医療における町のコンビニ」のようなもの…
どうぞ、お気軽になんでもご相談ください。

そして一つお願いがあります。
これは、どこの診療科を受診される場合にも言えることなのですが、もし過去に治療されていた場合には、おわかりになる範囲で今までの治療内容、今までにお使いになっていた薬を教えてください。

新たな一歩につなげるために、どうぞよろしくお願いします。